Paulの東京公演観てきました 第一日目

今回は東京公演2日しか観られません。その貴重な東京初日を観てきました。


名古屋、大阪公演に行くかどうか随分と悩んでいる間にチケットが発売され、

気づくと取っていませんでした。会社を休まなければ行けない日程だったのです。

結局その2日はお仕事をしていました(;;) で、やっと東京公演がやってきました。


新宿のリキッドルーム。開場後に着いたので、もう中はいっぱい。日曜日はSold out

と聞いていたのですが、当日券も出ていました。もう、めいっぱい人を詰め込んで

いる感じでした(笑)。                           

定刻の17時を5分程過ぎた所で音楽が変わりました。ここで私は一人ウケてしまい

ました。始まりの音楽が"Viva Las Vegas"だったのです。個人的な話になりますが、

去年の夏にLas Vegasに遊びに行った時に泊まったホテルでそっくりさんショーを

観たのです。笑いながら楽しんだ最後はElvisのそっくりさん。で、終わりはElvisを

中心に出演者(Madonna, Prince, その他大勢)勢揃いでこの"Viva Las Vegas"を

唄って終わったのでした。耳に残るViva〜Viva〜という歌声がよみがえりました。


最初は"Champagne"。噂通りGoldストライプの全員お揃いの衣装で出てきました。

今回の衣装はPaulの奥様Patriciaちゃんのお手製だそうで...。良いですねぇ。

アルバムを聴いた時、Paulの唄がMR.BIGの時よりずっと上手くなっているのに驚き

ましたが、実際もなかなかです。Champagne〜の所でオーディエンスの手が上がり、

盛り上がっています。ちなみに、私は一番後ろで観ていたので会場全体が見えます。

お次は"Stay Together"。Eric以外が唄うのは初めて聴きますが、元々Paulが作った曲。

デモテープはこんな感じだったのでしょうか? MR.BIGのファンとして来ている人も多い

みたいで、より盛り上がります。人気のある曲ですからね。ここでPaulが「コンバンワ〜

TOKYO〜!!」とか何とか言って、どなたかの誕生日をおめでとうと言っていました。ファン?

そしてあの始まり方の可愛らしい"Vinyl"。この曲は今回のアルバムで初めて聴いた

曲で、プロモーション来日の時に横浜で唄ったときはとても緊張していましたが(笑)、

今回はとってもリラックスして楽しそう。そりゃそうか?(笑) アルバム同様Vinylの所の

コーラスがきれいです。"Girlfriend's Birthday"。この曲の歌詞はくだらなくって

そこがまたPaulらしくて好きです(笑)。コーラスがまたまたきれいで聴かせてくれます。

あ、ここまでの曲の間に意味不明なDrum soloがありましたね(笑)。不思議でしたが、

いきなり実力を発揮して素晴らしかったです。皆、?マークを浮かべながらも楽しみました。

そしてSteve Vaiの作った"Merry Axemas"から"Mt. Fuji Christmas"。今回一緒に来た

GuitarのMike Szuterとのコンビネーションも良く、美しい曲調に酔わせてくれます。

"Girls Who Can Read Your Mind"。と続き、なんとSpice Girlsの曲へ。曲名は

わかりませんが、Paulのオリジナルかと思う位バンドの曲にしています。いいですねぇ。

私がこのアルバム"King Of Clubs"で一番気に入った"My Naomi"。あのなんとなく

ネバっこいPaul特有の唄い方で韻を踏む所とそこからGuitarの入る所が特にいいです。

"Double Trouble"の途中でいつの間にか"The Jam"へ。そういえば

この二つには共通するものがある事に今気づきました。アルバムと違って、今日は3人。

やっぱり実際にこうやって観ながら聴いている方が楽しいです。もう、これでもかと

いう位弾きまくってくれました。会場のGuitar少年が大喜び。で、PaulとMikeが同じ様に

Guitarを構えて「こうやって虫みたいな音を出して...」とPaulが言うと"Bumble Bee"

今までで一番ノリが良く盛り上がったんではないでしょうか? アルバムの中で一番ファンが

好きな曲かもしれませんね。Liveでは特にいいな〜と思いました。気づかなかった〜。

"Street Lights"。Paulの唄を聴かせてくれる曲。Guitaristにしておくのは勿体ない。

MR.BIGの曲から"Seven Impossible Days"。BIGのLiveを思い出すなぁ。なぜか雰囲気が

違うと思ったらEricのボーカルじゃないんでした(笑)。Bassソロも...Billyじゃないんだ。

みんなの大好きな"Green-Tinted Sixties Mind"。あれっ?! キーが違う? なんだっ?

Paulは音を下げて、メロディーも少し変えて唄いました。面白いなぁ...。BIGの曲も

全て何か変化をつけた曲にしています。で、"I'm Just In Love"これはLiveで演ると

荒削りのPunkに近い様な曲に聞こえます。これまた歌詞が可愛い曲ですよね。

で、皆に手を振ってステージから消えていきました。暗転。拍手がなりやまず。

Paulコールも飛んでいます。皆、床をドスドスとやっていますが、底抜けないかな(^^;)?

下の階のしゃぶしゃぶ屋さんが心配になりつつ...出てこーい!(笑)早くぅー!

全身GoldのラメラメスーツでPaul登場!(笑) う〜ん、もうこの夫婦はいいな。

(今回のステージ衣装は奥さんのPatriciaちゃん担当ですからね...)

Paulが「さっき、Drummerが足を怪我しちゃったんだ。だれか代わりにたたける人

いないかな〜?」と聞きます。いろいろ聞いたあげく、「じゃぁ、新しいDrummerを...

その名はPatricia Akemi Gilbert!!!」と紹介し、なんとPatriciaちゃんが出てきました。

ツアーcapとT-シャツに身をつつみ、Drumキットへ。可愛い!!! 髪切ったのね。

で、David Bowieの"Blue Jean"を演りました。Patriciaちゃんも途中で

間違えて照れ笑いをしながらもなかなかしっかりたたいていました。頑張り屋さん。

かぶっていたcapを客席に投げたのですが、ステージ後ろに飛んでいき照れ笑い(笑)

演奏が終わるとPaulがもう一回彼女を紹介し、しっかりと抱き合いました(^^)。

"Million Doller Smile"ともう一曲演奏し、合計2回のアンコールは

これまた懐かしの"I Love You Japan"で終了しました。BIGのLiveみたい(笑)。



アルバムが一枚の初のソロツアーという事もあって、1時間半位の短いLiveでしたが

とっても楽しめました。今、思い出しながら書いているので曲順等に間違いがあると

思いますので、ごめんなさい(^^;)。まぁ、こんな感じの東京初日でした。6時45分位

には帰り道だったので家にも早く帰りました。頑張ったPatriciaちゃんにもプレゼント

を託せたのでPaulのアルバムをMDで聴きながら安心して電車に乗りました。 

終わりっ(^^)

-Mar. 15 '98-
MR.BIG & SoloのLiveに帰る