当時まだRANDY RHOADSはそれ程名の売れたギタリストじゃなかった。 特に日本ではOZZY OSBOURNEのステイタスはアメリカなんかに比べて かなり低かったし、そこの無名のギタリストが話題になる事も それ程なかったしね。OZZYは日本で話題になると言うと、 生きたコウモリに噛み付いただの、教会に小便かけただの、その 奇行がほとんどだった。
良くも悪くも、あの飛行機事故が彼を神格化し、以降伝説になってしまう 訳だけど、彼の凄いところは、あのインスピレーションというか 独特のメロディだと思う。
当時、Over The MountineとDiary Of A Madmanが大好きで、擦り切れる程 レコード聴いていただけに、彼が死んだと言うのはかなりショックだった。 どっちかと言うと、これからのギタリストだったし。 彼が死んだときのメンバーはOZZY、RANDY、TOMY、RUDY、DONだったはず。 アルバムの方は違うけどね。
このアルバム、プロダクションはイマイチだし、楽曲の出来にも波があるとは 思います。世間ではどっちかと言うと1stの方が評価が高いのかな? でも、異様にテンションが高いと思うし、名曲と言える曲もある。 彼のライヴを生で見れなかったのが心残りです。
なんとなく鴨川つばめのマカロニほうれん荘のセリフを思い出しますね。 「虎は死して皮を残すというけれど、ミュージシャンは死してアルバムを残す」 だったかな?RANDYに対して言ったセリフじゃないけど。