VIRGIN KILLER / SCORPIONS

SORPIONSで始めて買ったアルバムはBLACKOUTでした。1982年だったかな。 メタルを聴き出して3年目位。とは言え、まだメタルへの造詣は非常に 浅かった時代です。

当時はBURRNもなく、Rock Todayも酷い雑音と戦わなければ聴けないので 聴いていなかった。情報源と言えばMUSIC LIFE位しかなかったわけです。 (他の雑誌は買ってなかった) SCORPIONSについてもほとんど知らなかったし、聴いた事もなかった。 特にSCORPIONS、UFO、THIN LIZZYと言った中堅所に何故か縁がなかったんだよね。 貧乏な学生だったので、今みたいにほいほいとレコード買う事も出来なかったし。 それに侮っててあんまり聴く気も沸かなかったと言う事情もある。 VIRGIN KILLERのアルバム・ジャケットとかは知ってて、ジャケット発禁しまくってる と言うのも知ってたんだけど、それでキワモノバンドみたいなイメージというか 先入観を持ってたんだね。今、思えば若かった。

で、当時、アメリカでBLACKOUTが大ヒットしたんで、そんならいっちょ 聴いてみるかと買ってみたんだけど、凄かった。こんなにヘヴィだったとは。 と言う事で、レコード買う金が出来るとすぐレコード屋に走って、 FLY TO THE RAINBOW以降のアルバムを全部集めました。(当時LONSOME CROWは 日本盤が出ていなかった)

そしてますます目から鱗が取れました。URI ROTHかっちょ良すぎ。 一気に大ファンになってしまいましたねぇ。侮っててごめんねという感じ。 あのテンションの高さ、ハードさ、あの当時としては希有なバンドだったのでは ないかと思います。

OZZY OSBOURN編でも話を出した、鴨川つばめのマカロニほうれん荘とか ドラネコロックで、やっぱりSCORPIONSネタは出てましたね。

そう言えばこのアルバム、友達に貸したまま帰って来てないような…。


(c)重金属音楽振興会 - かねこ(兄)