オランダのハード・ロック・バンドの1994年にリリースされた デビュー盤。今はもう居ないが、ROBBY VALENTINE等を中心として 結成されたバンドで、ボーカリストは元VANDENBERGの PETER STRYKESが参加している。方向的には、キーボードを前面に 押し出した、叙情的なメロディのハード・ロックだ。テンポが 良くて、全体的に扇情的に感じられるので、聴きごたえがある。 PETER STRYKESのボーカルは、どことなく下手ウマ的で、生々しい プロダクションにしたのが却ってそれを際立たせている。楽曲の 出来は悪くないし、哀愁のメロディが好きならば悪くないだろう。 [81]
オランダのハード・ロック・バンドの1994年にリリースされた 2ndアルバム。前作ではかなり愁いの強い扇情的でポップな ハード・ロックと言う感じが強かったが、今作ではかなり 洗練された様な印象を受け、その分扇情的な感じはなくなった。 前作ではPETER STRYKESのボーカルの粗が非常に 感じられたのだが、今作ではプロダクションの所為もあって、そう 言う部分は感じられない。叙情的なハード・ロックであることは 変わりないが、洗練された感が強くなったのに対して、哀愁味が かなり落ちてしまっている。前作ではキーボードが出過ぎと言う 感じだったが、今作では程々と言うところだろう。[82]