アメリカのハード・ロック・バンドの11年振りとなる 3rdアルバム。その実体は、半分がデビュー盤から録音をし 直したもので、残りが前作からリミックスしたものと新曲が2曲と 言う構成になっている。方向的には叙情的なメロディの キャッチーなハード・ポップで、如何にもアメリカらしい爽快な アップ・テンポのナンバーから哀愁のメロディのナンバーが取り 揃っている。キャッチーで印象的なメロディは、BON JOVIや NIGHT RANGERを思わせるところも若干あるが、もっと産業ロック 的だ。哀愁漂う甘いメロディ等は日本人向けだと思うし、中々 良いアルバムだ。[83]