91 SUITE / 91 SUITE

スペインのハード・ポップ・バンドのデビュー盤。元TOUCH、 DRIVE, SHE SAID、THE SIGNのMARK MANGOLDがキーボードや ミキシング、プロデュース等に関わっており、まさしくそう言った 感じの産業ロック的なハード・ポップに仕上がっている。歌詞は 全て英語で、ヒスパニック特有の巻き舌の発音も気にならないし、 楽曲のレベルも高く、安心して聴いている事が出来る。時には湿り 気を感じさせる叙情的で爽やかなメロディは、中々センスの良さを 感じさせてくれる作品だ。ただ、難点を挙げるならばどの曲も 平均的で飛び抜けたところがない事と、JESUS ESPINのボーカルが やや弱い事だ。[79]