RING OF THE STEELY NATION / AZRAEL

日本のヘヴィ・メタル・バンドの3年振りの2ndアルバム。 方向的には、いわゆるジャーマン・パワー・メタルと言った 感じの作品で、より流麗で扇情的なサウンドに仕上がっている。 AKIRA ISHIHARAのボーカルは、やや線の細さを感じさせるものの、 音域が広くてこの手の楽曲でも無理なく歌えているのでそれなりに 聴ける。メロディ・センスも良いし、さびもそれなりに印象的で、 楽曲もドラマティックでまずまず良く出来ており、悪くない作品に 仕上がっている。プロダクションが今一つ悪くてチープな 感じもするのだが、楽曲は中々良く出来ている。[80]