フランスのヘヴィ・メタル・バンドの1985年にリリースされた アルバム。アップ・テンポののりの良いサウンドで、 N.W.O.B.H.M.的なロックンロール色を感じさせるが、それ程 ブリティッシュさを感じさせる様なサウンドでもない。だみ 声っぽい低音に、急にハイトーンになるDIDIER IZARDのボーカルと 言い、この手のものらしくプロダクションがそれ程良くない 事もあって、全体的にB級っぽい雰囲気ははいがめないが、それ程 極端に芋臭く感じない。楽曲の出来は決して悪くないし、勢いは 十分あって、凄いアルバムとは言えないがそれなりに聴ける。[77]
フランスのヘヴィ・メタル・バンドの1983年にリリースされた ミニ・アルバムにボーナス・トラックを4曲追加したもの。 時期的にも判るようにN.W.O.B.H.M.の影響下にあるサウンドで 御多分に漏れず録音状況はあまり良くない。メロディよりも のりを重視した、アップ・テンポのパワフルなロックンロールで、 勢いは十分感じられる。しかし、その後にリリースしたATTAQUE 等と比べると、その出来はかなり粗削りでまだまだという印象を 受ける。ボーナス・トラックにSAMMY HAGARのSpace Station No5が 収められているが、特にどうということはない。[69]