イギリスのヘヴィ・ロック・バンド、BLACK SABBATHの ギタリスト、TONY IOMMIによるソロ・アルバム。結局 BLACK SABBATH FEATURING TONY IOMMIと言う 名義になってしまったが、1986年にリリースされたSEVENTH STAR 以来のソロ・アルバムだ。ROLLINS BANDのHENRY ROLLIND、 SKUNK ANANSIEのSKIN、FOO FIGHTERSのDAVE GROHL、PANTERAの PHILIP ANSELMO、SYSTEM OF DAWNのSERJ TANKIAN、 元SMASHING PUMPKINSのBILL CORGAN、THE CULTのIAN ASTBURY、 TYPE O NEGATIVEのPETER STEELE、OZZY OSBOURNE、BILLY IDOLと 言った幅広くボーカリスト達がゲスト参加している。方向的には この参加メンバーを見ても想像が付くように、今更SEVENTH STARの 延長と言った様な作品を作る事はなく、BLACK SABBATHの エッセンスも感じられるが、よりモダンなヘヴィ・ロックに 仕上がっている。アルバムのまとまり自体は今一つで、 悪くはないが中庸な感じを受ける。[80]