スウェーデンのハード・ロック・バンドの1994年にリリースされた デビュー盤。方向的には、アメリカ的なファンキーさを持った、 グルーヴィな作品で、スウェーデンのバンドとしてはかなり異端と 言って良いだろう。メロディ自体も悪くないし、キャッチーさも 有って中々聴き応えもあって格好の良い作品に仕上がっている。 ELECTRIC BOYの様な泥臭さはなく、洗練された感じのする アルバムで、ファンキーさも自然であざとくなく、彼等のセンスの 良さを感じさせてくれる。ジャケットのセンスが悪いのは 残念だが、全体的に良くまとまっているし、フックもあって アルバム自体は中々高いポテンシャルを感じさせてくれる。[84]