J.HILTUNEN'S WINGS OF DESTINY / J.HILTUNEN'S WINGS OF DESTINY

詳細は全く不明だが、恐らくフィンランド人ギタリスト率いる ヘヴィ・メタル・バンドの1996年にリリースされた自主制作 アルバムだろう。方向的にはネオ・クラシカル・メタルの ギター・アルバムと言う感じで、バンドと言う形態を 取っているが、どちらかと言うと、ギタリストの JARI HILTUNENによるプロジェクト的な色合いが感じられる。 PETER JAMES GOODMANがボーカリストとして クレジットされているが、ボーカルが入っているのは9曲中 3曲だけで、その他は全てギター・インストルゥーメンタルだ。 美しいギター・メロディは中々良いのだが、自主制作の悲しさか、 プロダクションの悪さはいかんともし難い。とは言え、楽曲の 出来、演奏はそれなりのレベルに達しており、悪くない アルバムだ。[80]