ドイツのハード・ロック・バンドの1989年にリリースされた アルバム。前作よりN.W.O.B.H.M.バンド、GRAND PRIXの 元ボーカリスト、ROBIN McAULEYとコンビを組み、バンド名も パートナーの名前を入れて気分一新と言うところだろうが、 このころからMICHAEL SCHENKERの魅力が薄れ、楽曲に憂いと エナジーが感じられなくなったし、楽曲の出来もUFO時代や、 初期のM.S.G.と比べると数段落ちると言わざるを得ないだろう。 出来自体は決して悪いと言う訳ではないし、 There Has To Be Another Wayと言ったインストゥルーメンタルの バラードも中々美しい。しかし、昔の彼の勇姿を 知るものにとっては、何だか物足りなく感じるのは確かだ。[81]
元GILLANのイギリス人ベーシストJOHN McCOY率いる ハード・ロック・バンドの1985年にリリースされたアルバムに 1983年にリリースされたミニ・アルバムを ボーナス・トラックとして付けたものの様だ。SAMSONデビュー時、 JOHN McCOYにバックアップを受けていた縁でか、ギタリストとして PAUL SAMSONが参加している。全体的にはロックンロール系の N.W.O.B.H.M.バンドという感じだが、その手のものとしては音は 結構ましな方だし、楽曲も整っていると言って良いだろう。 やや古臭い感じもあるし、これといった曲がないのが難点だが。 [78]