CHAPTER ONE / M PIRE

かつて自らのバンドJOSHUAを率いていた早弾きアメリカ人 ギタリストJOSHUA PERAPHIA率いるニュー・バンドの再出発 アルバム。JOSHUAで見せていた叙情性たっぷりの音楽性からは 大きく変貌し、かなり剛直なアメリカナイズされた 内容になっている。元々アメリカのバンドな訳だが、名曲 November Is Going Awayのようなヨーロッパ風の叙情的な メロディが魅力だった訳で、そういう意味では当てが外れるかも 知れない。所々昔を思わせる部分が出てくるが、ミドル・テンポの ヘヴィなリフ中心で構成されていて、アメリカ風のパワーのある 作品になっており、曲は凡庸だ。[79]