アメリカのポップ・ロック・バンドの2ndアルバム。甘く、 物悲しいメロディは、アメリカらしい叙情感と憂いに溢れている。 キャッチーメロディにパワフルなサウンドは、パワー・ポップと 言う趣がある。ロックンロール的な手法も取り入れられており、 ミドル・テンポの楽曲でも意外とノリを感じさせるのが面白い。 楽曲によってはメロディック・コアっぽい パンキッシュなものまであってやや統一感に欠けるので、もう少し パワー・ポップに腰を落ち着けてやった方が良いだろう。 メロディ・センス等はかなり優れていて、バンドの魅力を上手く 出していると思う。[84]