ENGINE / UP HOLD

日本のハード・コア・パンク・バンドの2ndアルバム。さびに 至るまでは、如何にもハード・コアらしいスラッシィなサウンドを 聴かせてくれているが、さびでは意外とキャッチーなメロディが 出て来る。EDGE OF SPIRITもそうなのだが、このバンドでもD等、 かなり叙情的なメロディが配されており、意外とヘヴィ・メタル 的に感じられる部分があって、割と聴き易い作品だと 言えるだろう。ハード・コア的な攻撃性を前面に押し出しながらも キャッチーなメロディを折り込み、ユニークな作品に 仕上がっている。勢いも感じさせるし、パワフルで中々力強い 中にもオリジナリティの感じるアルバムだ。[81]