詳細は不明だが、恐らくアメリカのヘヴィ・メタル・バンドの ミニ・アルバム。実際はほとんどが1992年に レコーディングされたもので、かつて制作したデモを CD化したものだろう。3日間で制作したと言うだけあって、 お世辞にもプロダクションは良いとは言えないが、その割には 思った程は酷くない。方向的には扇情的なメロディの正統派 ヘヴィ・メタルで、展開もあって楽曲は中々良い出来だ。 TOM CALANDRAのボーカルもまずまずで、特に高音が伸びる透った 声質が楽曲に良く合っている。愁いを帯びたメロディの扇情的な ヘヴィ・メタルが好きなリスナーには、拾い物的な作品だろう。 [85]