ZAKK WYLDE BIOGRAPHY

本名 Zachary Wilde (ザッカリー・ヴィルド)は、
1967年1月14日 ニュージャージのベイヨンにてドイツ人の父と
アイルランド系の母の間に生まれる。
初めてのロックとの出会いは12歳の時。
工作の授業で横に座っていた子が粘土でドクロに矢が刺さったのを作っていた。
「なんか凄い物を作っているな」と思ってよく見たら
”BLACK SABBATH"と書いてあった。
そこでその子からBLACK SABBATHの事を教えてもらう。
すぐさまアルバムを買いに走り、レコードを聴いてぶっとんだ。
これが初めてのロックとの出会いなのだそうだ。

ギターを始めたのが14歳の頃。
フットボール選手になりたかった彼は高校進学時にコーチの家に
進路相談しに行った。
なかなか体が成長しない為にフットボールに行き詰まりを感じていた彼は
新しい目標を必要としていたのだ。
そしてコーチの家に置いてあったレスポールが目に止まる。
ギターはコーチの息子である10歳年上のリロイの物で、
話をして目の前で弾いてもらう。
そしてそのプレイに魅了され早速彼からギターレッスンを受けるようになる。
このレッスンは2年にも及び、スケール、コード等を習う。
高校ではピアノの授業を取り、クラシックギターの個人レッスンを受け
この時期に音楽の基礎を身に付ける。

17歳になった頃にはSANCTUARY(あのバンドでは無い)という
バンドに加入し、バンドとしての活動が始まる。
そしてバンドコンテストに出演し、T.T. QUICKのギタリストである
デイビット・ディピエトロに出会う。
そこで彼のスローでブルージーな演奏に出会い、今まで彼の
プレイスタイルを改心させる事になる。
それからサザンロック、カントリー&ウエスタンなどの音楽を
聴くようになる。
彼が今でも愛してやまないLYNARD SKYNARDもこの頃に聴き始めたようだ。

そしてローカルバンドに在籍はするが本格活動をせず、
ギター講師をしたり、力仕事(笑)などでをして1年半過ごす。
そんな中、彼女からラジオでOZZYが新ギタリストを募集しているのを教えて貰う。
その時は「オーディションを受けられればいいのに」といった感じだったようだ。
その2週間後にクラブでギグをしていた時にシャロンと交流がある
フォトグラファーのマーク・ウエイスの友人に声を掛けられる。
次の日、ギターソロとオリジナル曲、ランディーのソロが入ったデモテープを
作り、シャローンに渡してくれるよう頼む。
そして数日後、シャロンから正式にオーディションへの誘いを受ける。

LAに渡りオーディションを受ける、好感触を得たZAKKはロンドンに渡り
Ozzyの自宅でジャムしながら曲を書く。
この時期刑務所で度胸試しでジャムを行ったのは有名な逸話。
そして88年"No Rest For The Wicked"アルバムでOzzy Osbourneバンドの
3代目ギタリストになる。

(続く)