2022.05.14 Update

HARENCHI


Jacket Title/Song Format/ Comment
HARENCHI 『ハレンチ+1』
01. そうらん節
02. イムジン河
03. ドリンキン・グァード
04. ティングの唄
05. グァンタナメラ
06. ラ・バンバ
07. ひょうたん島
08. 帰ってきたヨッパライ
09. 女の娘は強い
10. ヨルダン河
11. コキリコの唄
12. 雨を降らせないで
13. イムジン河(スタジオバージョン)
2002/08/21
CD
アゲント・コンシピオ
AGCA-1006

オリジナル盤
1967年 LP
自主制作盤
/マーキュリー
幻のLP盤とリリースされなかった幻の"イムジン河"のシングルバージョンを追加してリリースされたCD1盤。95年のソリッド盤ではないが、こうやって手元に届く事が嬉しい。加えて未発売だったシングル盤"イムジン河"の収録も嬉しいところだ。ライブ盤などでこのアルバム収録曲をほとんど聴ける事を考えると、このアルバムリリース時点でフォーク・クルセダーズは完成されていて、これ以上のモノは望んでいなかったのかも知れない。ソレはソレで別のステージなんだと考えていたんだろう。1967年7月30日、バンドは一旦解散する事となる。
紀元弐阡年
紀元弐阡年
『紀元弐阡年』
CD/CD-1 「紀元二阡年」
01. 紀元弐阡年
02. 帰ってきたヨッパライ
03. 悲しくてやりきれない
04. ドラキュラの恋
05. 水虫の唄
06. オーブル街
07. さすらいのヨッパライ
08. 花のかおりに
09. 山羊さんゆうびん
10. レディー・ジェーンの伝説
11. コブのない駱駝
12. 何のために
CD-2 「ハレンチ」
(『ハレンチ』の01〜12)
13. ティングの歌(ソノシート)
14. 花いちもんめ
    (TV主題歌)

15. 青年は荒野をかける
16. 百まで生きよう
17. 悲しくてやりきれない
    (カラオケ)

18. 青年は荒野をかける
    (カラオケ)

19. 水虫の唄
    [ザ・ズートルビー]
CD-3「イムジン河」
01. イムジン河
02. 蛇に食われて
   死んでいく男の

    悲しい悲しい物語

03. イムジン河(カラオケ)
DVD 「レア映像集」
01. イムジン河
   (第1期解散コンサート)

02. サンフランシスコ海ブルース
   (第1期解散コンサート)

03. ティングの歌
   (第1期解散コンサート)

04. ひょっこりひょうたん島
   (第1期解散コンサート)

05. ビックリしたダ
   (スポニチ芸能ニュース)

06. さよならリサイタルより
   (スポニチ芸能ニュース)

07. WELCOME TO
       PRADISE

   (久里洋二アニメーション)


音蔵盤
1995/04/19
CD

EMIミュージック
TOCT-8841

デラックスエディション
2013/12/18
3CD+1DVD
Universal Music

TYCN-89001

オリジナル盤
1968年 LP
東芝音楽工業
再結成後のメジャーデビュー盤であり、唯一のアルバムとなった。さすがに「ハレンチ」よりは音がよい。CD化についてはExpressレーベルの「音蔵」がその再現を行ってくれた。そして2013年にはオリジナルのリリースから45年、「ハレンチ」や「イムジン河」「レア映像集」と共にBOXセットになりリリース。
オリジナルの内容についてはさすがフォークㇽと言ったところだが、本来の彼ららしい"グァンタナメラ"や"女の娘は強い"あたりを受け継いだ曲が無いなというところは残念だ。とは言え、今となっては有名な曲がここまで並ぶと凄いとしか言いようがないな。そして注目なのが「ハレンチ」のAdvance Trackだろう。"ティングの歌"はアルバム収録のバージョンよりいくらかゆったりした感じでこれもまたイイ感じだ。
戦争と平和 『戦争と平和』
01. 芸術家、科学者、
    そして宗教家

02. あの素晴らしい愛を
    もう一度

03. 11月3日(雨ニモマケズ)
04. 感謝
05. Somos El Barco
06. 巌流島
   (The King of Three
    Fingers (Jingle Bells))

07. ヨイトマケの唄
08. あわて床屋
09. 今日の料理のテーマ
   〜鯨のステーキ
      グリーンピース添え

10. ライカはローリング・ストーン
11. カオリ No.5
12. 悲しみは言葉に
    ならない

13. 花はどこに行った
14. 花
   (すべての人の
      心に花を)

15. 白い色は恋人の色
16. 平和について
17. Mia Cara Simonetta
    (愛しのシモネッタ)

18. 老人と子供のポルカ
19. 日本一の
    聞かせっパ男


2002/10/30
CD
ドリーミュージック
MUCD-1060
 
若い加藤和彦のように 『若い加藤和彦のように』
01. 花の香りに
02. 悲しくてやりきれない
03. 雨の糸
04. コブのない駱駝
05. オーブル街
06. 家をつくるなら
07. 魔法にかかった朝
08. アーサーのブティック
09. 僕のオモチャ箱
10. イムジン河
11. 若い加藤和彦のように
12. 人生という劇場
13. 手と手 手と手
14. あの素晴らしい愛をもう一度
2013/03/30
CD
Universal Music
TOCT-29142
 
奇想天外破廉恥集団 『奇想天外破廉恥集団
  The Folk Crusaders in Concert』
Side-A
01. フォークル・ハレンチ口上

02. フォークル節
03. ゲ・ゲ・ゲの鬼太郎
04. 大統領様
05. からっぽの世界
06. 雨の糸
07. 戦争は知らない
Side-B
01. 帰ってきたよっぱらい

02. 蛇に食われて死んでゆく
     男の悲しい悲しい物語
      (王蛇の唄)
03. きつね
04. たぬき
   (世界は二人のために)

05. カエルの恋
06. 中国手品
07. 女の子は強い
   (マン・スマート)

08. こきりこの唄
09. 悲しくてやりきれない


1968
LP
東芝音楽工業
CPC-8001
1968年7月27日渋谷公会堂で録音された実況録音盤。インナーや歌詞カードなどを見るとまるで歌舞伎を見にきたうおうな感覚になるアイディアが施されている。このLPが手元にあった1978年頃は全然興味がなく、"帰ってきたよっぱらい"のライブバージョンが聴けると言うくらいなもので、この魅力を感じるまで長い長い時間がかかったことになる。残念なのは序盤で結構バタバタなステージを音だけでは感じにくいと言うところだ。一方で最後のB-08,09はイイ感じに締められている。ちなみに数曲で登場するズートルビーは同じメンバーでエレキバンドになったものかな?一応、ゲスト扱い。
さよならコンサート 『さよならコンサート/Farewell Concert』
01. ユア・ティーチン・ハート
02. 私の青空
03. ユエの流れ
04. オー・パパ
05. 百まで生きよう
06. 時計をとめて
07. 青年は荒野をめざす
08. 遠い海へ旅に出た私の恋人
09. ぼくのそばにおいでよ
10. サウンド・オブ・サイレンス
11. 風
12. もう25分で
13. 悲しくてやりきれない
14. 帰ってきたヨッパライ
1995/04/19
CD
EMI Music
 Japan
TOCT-8843
1968年10月7日東京で行われた「さよならコンサート」の実況録音盤。当時リリースされた正式盤の解散コンサートでもある。オリジナル曲が少ない感じがするのが残念だが、彼らの活動がそういうものだった事を勘案すれば仕方ないことかなとも。メンバーのキャラクターからすると若干寂しいジャケ写に見える。最終シングルの"青年は荒野をめざす"のジャケットにも使われた写真でもある。個人的にはあとあとリリースされた下のCDの方が好きだ。
Farewell 『フェアウェルコンサート』
01. ヨルダン河
02. コキリコの唄
03. イムジン河
04. ぼくのそばにおいでよ
05. オー・パパ
06. フォークル節
07. 水虫の唄
08. 戦争は知らない
09. ひょっこりひょうたん島
10. 動物園へ行こう
11. きつね
12. カエルの恋
13. イムジン河
14. 悲しくてやりきれない
2003/03/05
CD
AVEX IO
IOCD40031
1968年10月17日大阪フェスティバルホールでの実況録音盤。上記と比較すると、大阪でのライブこそはが最期にライブのようで、さすが地元なんだなと思わせるし、聞くとリクエスト感覚で観客と掛け合いしているあたりが面白い。まぁ、
演出だが曲は事前に決まっていたような感じもする。ジャケットもサイケ色を醸し出していて彼ららしい感じもする。最初からこちらをリリースすれば彼らの悲しいじゃない楽しい最期を感じられたと思うのだが・・・。
新結成記念解散音楽会 『新結成記念 解散音楽會』
01. 口上
02. 紀元弐仟年
03. グァンタメラ
04. コキリコの唄
05. 今日の料理のテーマ
06. 山羊さんゆうびん
07. 巌流島
   (The King of
     Three Fingers
     (Jingle Bells))

08. きつね
09. 戦争は知らない
10. 花のかおりに
11. 戦争を知らない
       子供たち

12. 大統領殿
13. 感謝
14. 花はどこへ行った
15. 花
   (すべての人の
       心に花を)
16. 悲しくてやりきれない
17. イムジン河
18. 素晴らしい愛をもう一度
19. ライカは
   ローリング・ストーン
20. 帰ってきたヨッパライ
21. イムジン河 - 春
22. 平和について
23. Sakura
2002/12/31
CD
DREAMUSIC
MUCD-1065
2002年一夜限りの再結成と銘打って行われたコンサートの実況録音盤。メンバーがはしだのりひこから坂崎幸之助にチェンジしてのライブだった。加藤和彦が亡くなってしまったのでこれがフォークルの文字通り最期のライブになってしまった。当日の模様はNHKでも放送されている。うらやましいのは北山修宅に数枚残された「Harenchi」が額装されて坂崎にプレゼントされていた。様々な意味で重要なライブとなったのは言うまでもない。1CDに入る曲としては文句なく期待以上に応えているような気がする。日本のフォークの礎となった彼らは昭和に活躍した屈指のバンドと言っていいだろう。
フォークル大百科事典 『フォークル大百科事典』
01. 帰ってきたヨッパライ
02. 女の娘は強い
03. ひょっこりひょうたん島
04. こきりこの唄
05. 花のかおりに
06. 何のために
07. フォークル節
08. 悲しくてやりきれない
09. 風
10. ムサシ
11. 日本の幸福
12. 水虫の唄
13. もう25分で
14. 青年は荒野をめざす
音蔵盤
1995/04/19
CD

EMI Music
 Japan

TOCT-8844
オリジナルは1969年発売のオリジナル・ベスト盤。ただ、シューベルツやズートルビー名義の曲も収録して、大百科事典のタイトルに華を添えているような感じだ。彼らの代表とする曲がしっかり収録されているので、聴く側にはシックリくると思われるベスト盤だ。ジャケットがシックで似合わない。
BigArtistCollection 『BIG ARTIST BEST COLLECTION』
01. 帰って来たヨッパライ
02. 花のかおりに
03. 青年は荒野をめざす
04. 戦争は知らない
05. 悲しくてやりきれない
06. オーブル街
07. さすらいのヨッパライ
08. ドラキュラの恋
09. ラ・バンバ
10. グァンタナメラ
11. コブのない駱駝
12. ひょっこりひょうたん島
13. レディー・ジェーンの伝説
14. 水虫の唄
15. コキリコの唄 (live)
16. 何のために (live)
17. ぼくのそばにおいでよ
    (Live)
1989/06/07
CD
EMI Music
 Japan
CT25-9025
東芝が制作したシリーズで有名バンドならではのベスト盤。まぁ、東芝の商魂がなせる技でもあり、Expressレーベルによる日本のバンドが数多く存在していたからとも言える。選曲も彼らを知るには重要な曲が17曲もおさめられているのも嬉しいところだ。ジャケット写真も怪しさ満点のグループショットで、活動当時ならイラストになっていたような構図の写真がアッパレだ。フォークル初心者にはオススメの1枚だ。
Single Collection 『シングル・コレクション』
01. 帰ってきたヨッパライ
02. ソーラン節
03. 悲しくてやりきれない
04. コブのない駱駝
05. 水虫の唄
06. レディー・ジェーンの伝説
07. ゲゲゲの鬼太郎
08. 山羊さんゆうびん
09. さすらいのヨッパライ
10. 戦争は知らない
11. 何のために
12. 花のかおりに
13. 青年は荒野をめざす
14. 百まで生きよう
15. 大蛇の唄
16. ドラキュラの恋
1991/06/07
CD
EMI Music
 Japan
TOCT-6140
彼らのシングルは3枚(01,03,13)しか知らなかったが、8枚のシングルがリリースされていたと言う事だろうか。ジャケットには蛭子能収氏のイラストが印象的でウマヘタマンガがなぜかマッチする所がなんとも不思議な世界観があって面白い。このリリース時期であれば未リリースだった"イムジン河"も収録してほしかったような気もする。残念。
and Then 『フォーク・クルセイダーズ アンド ゼン - ツイン ベスト』 /strong>
CD-1
01. 風

02. 帰ってきたヨッパライ
03. 花嫁
04. あの素晴らしい愛を
         もう一度

05. 悲しくてやりきれない
06. さすらい人の子守唄
07. 戦争を知らない
         子供たち

08. 青年は荒野をめざす
09. 嫁ぐ日
10. 初恋の人に似ている
11. 家をつくるなら
12. 朝陽のまえに
13. 海はきらいさ
14. ふたりだけの旅
15. 何もいわずに
CD-2
01. 夕陽よおやすみ

02. 白い鳥にのって
03. シンガプーラ
04. 何のために

05. 一人ぼっちの旅
06. 不思議な日
07. 日本の旅
08. 花のかおりに
09. ピンクの洗車
10. さすらいのヨッパライ
11. レディー・ジェーンの
          伝説

12. もう25分で
13. マイ・ハート
14. ぼくのそばにおいでよ
15. さらば恋人

1998/03/28
2CD
東芝EMI
TOCP-10244
これも東芝が企画した「ツインベストシリーズ」。さすがにオリジナルアルバムが少ない彼らなので、ソロや解散後のグループの曲を惜しみなく収録している。CD-1 11やCD-2 15あたりの収録は嬉しいかもしれない。しかし・・・彼らだけではないがジャケットが寂しい。他のアーティストもバンドロゴ程度で寂しいものであった。まぁ、基本は内容なんだという商魂満点の東芝のやることだな。ある意味残念。他のベストと違って2枚組とあって結構面白い内容になっていると言えよう。
Golden Best 『ゴールデン☆ベスト』
01. 帰ってきたヨッパライ
02. ソーラン節
03. 悲しくてやりきれない
04. コブのない駱駝
05. 水虫の唄
06. レディー・ジェーンの
          伝説

07. ゲゲゲの鬼太郎
08. 山羊さんゆうびん
09. さすらいのヨッパライ
10. 戦争は知らない
11. 何のために
12. 花のかおりに
13. 青年は荒野をめざす
14. 百まで生きよう
15. 大蛇の唄
16. ドラキュラの恋
17. 紀元弐仟年
18. オーブル街
19. 女の娘は強い
    (マン・スマート)

20. ひょっこりひょうたん島
2004/11/17
CD
Universal Music
TOCT-10975
ExpressがUniversalに吸収されて初めてのベストだろうか。1枚に20曲も入るとお腹イッパイに感じられるベスト盤。ジャケ写が秀逸。1本のマイクを3人で歌うイイ感じの1枚が使われている。また、下の方にはアルバムやシングルまで並べて頂いていて、これぞベストという感じが醸し出されている。他のベストに収録されていない02が嬉しい。
Super Best 『スーパーベスト』
01. 帰ってきたヨッパライ
02. 悲しくてやりきれない
03. さすらいのヨッパライ
04. コブのない駱駝
05. 青年は荒野をめざす
06. 水虫の唄
07. レディー・ジェーンの伝説
08. コキリコの唄
09. 何のために
10. ひょっこりひょうたん島
11. ドラキュラの恋
12. 紀元弐仟年
2006/09/15
CD
ARC
ASB1049
謎のレーベルからリリースされたベスト盤。美味しい所はちゃんと抑えているので製作側の思いもなんか歌わってくるような選曲と解散コンサートのジャケ写をうまくトリミングしている。ただ、やはりこれまでリリースされてきたベストよりは物足りなさを覚えるのは必至。
The BEST 『THE BEST』
01. 帰ってきたヨッパライ
02. 水虫の唄
03. 悲しくてやりきれない
04. 青年は荒野をめざす
05. 戦争は知らない
06. コキリコの唄
07. 花のかおりに
2008/07/01
CD
Universal Music
EJS-6166-JP
Universal Musicからリリースされた廉価盤ベストではあるが、どことなく東芝商魂臭さが伝わってくる。内容は最低限に抑えておく必要のある曲が並んでいるのは事実。