Sanchan Presents "MAMA'S Boys's LP/CD List"
Jacket | Track | Type/No. | Comment |
『Official Bootleg』 A-1. I'm Leaving Home A-2. Belfast City Blues A-3. Hiland Rock A-4. Record Machine B-1. Rock'n'Roll Craze B-2. Summertime B-3. Without You B-4. Demon |
【LP】 [UK] 1983 SPARTAN MBB 1 |
詳細は不明だが、1980年か1981年に発売されていた笑えるタイトルの1stアルバム。2ndアルバムにも収録された"Belfast City Blues"や"Runaway Dreams"の原型のような"Deamon"など既に彼ららしいナンバーが収められていて、聞く側の期待感にも応えてくれる。私の持っているこのアルバムについては『Too Little Of You To Love(12SP6)』にカップリングされたボーナス盤。ジャケットもなく左の通り、オレンジ色のジャケットにつつまれている。 | |
『Official Bootleg Album
1980 -40th Anniversary Edition』 01. I'm Leaving Home 02. Down And Out 03. Belfast City Blues 04. Hiland Rock 05. Record Machine 06. Rock'n'Roll Craze 07. Summertime 08. Big Bad City 09. Without You 10. Demon 11. High Energy Weekend 12. Hitch-Hike |
【CD】 2020 DIAMOND ROXX 0661585897692 |
4曲ものボーナストラックが追加されたCDが2020年に40周年という節目でリリースされた。今となっては入手困難な11,12と言うシングルに、そのシングルをモチーフにしたジャケットも嬉しい。元の『Official Bootleg』は10曲収録され、後に上の12インチがリリースされたことを思えば元に戻ったと言うこととシングル曲の追加については嬉しい限りだ。もう存在が忘れられたトラックなどはないだろうか? | |
『Plug
It In』 A-1. In The Heat Of The Night A-2. Burnin' Up A-3. Needle In The Groove A-4. Reach For The Top A-5. Silence Is Out Of Fashion B-1. Straight Forward B-2. Runaway Dreams B-3. Getting Out B-4. Belfast City Blues |
【LP】 [UK] 1982 ULTRA NOSE /ALBION ULTRA1 |
オフィシャルなのかアンオフィシャルなのか微妙な1stアルバムがあって、これは2ndと言うことになる。注目すべきはA-3,B-1,B-2と言う名曲が既に収録されていることだ。若い三兄弟、シッカリした演奏、そしてエレキフィドルの活用、それが彼らの魅力であり、既にこのアルバムで完成してるように思える。 | |
『若き電撃三銃士/Plug
It In』 A-1. 夜の熱い盛りに /In The Heat Of The Night A-2. Burnin' Up A-3. Needle In The Groove A-4. Reach For The Top A-5. Silence Is Out Of Fashion B-1. Straight Forward B-2. 夢みる逃亡者/Runaway Dreams B-3. Getting Out B-4. Belfast City Blues |
【LP】 [JP] 1983 VICTOR /ALBION VIL-6043 <見本盤> |
2ndアルバムの幻の日本盤。一般的には『戦慄の王子/Mama's Boys』が日本でのデビュー盤と思われがちだが、実は2ndアルバムもリリースされていたのだ。ただ、アルバムタイトルと2つの曲に付けられた邦題がいただけない。まぁ、そうだけど・・・そうじゃないだろって思った。内容については上記アルバムと同じなのでコメントはないが、歌詞カードに彼らがイギリスで話題になってる事、救世主に成り得ることなどが書かれていて読んだだけでワクワク感が漂ってくる。さんちゃんコレクションに重要な一枚が追加されたって感じだ。 | |
『Plug
It In』 01. In The Heat Of The Night (Short Version) 02. Burnin' Up 03. Needle In The Groove 04. Reach For The Top 05. Record Machine 06. Silence Is Out Of Fashion 07. Straight Forward 08. Runaway Dreams 09. Getting Out 10. Belfast City Blues 11. Hard Headed Ways 12. In The Heat Of The Night (Long Version) |
【CD】 [UK] 1988 ULTRA NOISE /ALBION ALCD 9.00136 O |
2st AlbumのCD再発盤。05,11,12はCD化された時のボーナストラック。05は1stアルバム、11はシングル『Needle In The Groove』、12は多分アウトトラックだろうと思われる。CD化されたお陰かさすがに音が良い。このアルバムには、彼らがライブで演奏する"Needle In The Groove"に"Straight Forward”が収録されているが、それ以上にエレキフィドルを使った"Runaway Dreams"が注目の曲だろう。本国アイルランドではその実力も公に認められたPatのプレイに思わず耳をとられてしまう。大満足の1枚だが、レーベルが「ULTRA NOISE」と言うなんとも似つかわしくない。 | |
『In The
Heat Of The Night』 A-1. In The Heat Of The Night B-1. Reach For The Top |
【EP 7'】 [UK] 198? ULTRA NOISE /ALBION ION 1038 |
アルバムからの1stシングルとしてアルバムオープニングナンバーをカット。ミディアムテンポのロックなナンバーに彼らの魅力を強く感じる。一方、B面はファストナンバーで彼らの力強さを感じる事が出来る。このシングルでレーベルの力の入れ様をなんとなく感じる。良質なシングルだと思う。 | |
『Needle
In The Groove』 A-1. Needle In The Groove B-1. Hard Headed Ways (Previously Unreleased Recording) |
【EP 7'】 [UK] 1982 ULTRA NOISE /ALBION ION 1041 |
そんなに有名でもないバンドに2枚目のシングルが登場。それも彼らの好んで演奏しているナンバーだが、テクノポップ調のボーカルが気になるが曲のベースは後発のリメイク盤とほぼ同じ。流石に好んで演奏しているだけに曲の完成度は高い。B面については、ファストナンバーになっているが曲としてはイマイチな感じだ。ジャケットもまぁ、言いたいことはわかるがイマイチで安っぽい。 | |
『Needle
In The Groove』 A-1. Needle In The Groove B-1. Silence Is Out Of Fashion B-2. Hard Headed Ways (Previously Unreleased Recording) |
【EP
12'】 [UK] 1982 ULTRA NOISE /ALBION 12 ION 1041 |
上記EPの12インチ盤。追加されたトラックはアルバム収録曲で彼らには珍しいヘヴィナンバーでB-2よりもイイ感じだ。しかし・・・大きくなればやっぱりジャケットの安っぽさが倍増してしまう。 | |
『Turn
It Up』 A-1. Midnight Promises A-2. Loose Living A-3. Too Little Of You To Love A-4. Late Night Rendezvous A-5. Crazy Daisy's House Of Dreams B-1. Face To Face B-2. Gentleman Rogues B-3. Lonely Soul B-4. Shake My Bones B-5. Freedom Fighters |
【LP】 [France] 1983 Pussy/Virgin 70184 |
日本発売されていない3rdアルバム。レコード会社はこのアルバムをワールドワイドにリリースする事に躊躇したと思えるが確かにインパクトに欠ける内容になっているのは否めない。とは言え、B-1の様に彼ららしい上にハードなナンバーだなと思ったら"Mama Were〜"シングルのB面に収録されていた。やはり評価は変わらないものだな。そういう意味では「Collection」に入れてもらいたかったが、そうやすやすと安売りしないのも彼ららしいところか。とは言え、ポイントとなる曲は後発の『Mama's Boys』で聞くことが出来るのは嬉しい。しかし、B-5はRunaway Dreamsまんまだなぁ〜。 | |
『Turn
It Up』 01. Midnight Promises 02. Loose Living 03. Too Little Of You To Love 04. Late Night Rendezvous 05. Crazy Daisy's House Of Dreams 06. Face To Face 07. Gentleman Rogues 08. Lonely Soul 09. Shake My Bones 10. Freedom Fighters |
【CD】 [Russia] 2018? Jive/Zomba ND70184 |
突然、JIVEがロシアでリリースしたCD。ただしUnofficialらしい(意味が分からない…)。その上,プレスがドイツとな尚更分からない,謎だらけのCDだ。とは言え,8ページのブックレットが付いてるあたりはBootlegではない証拠だろうか。ジャケットはアナログ盤に忠実に作られている。そして内容もアナログ盤そのままでボーナストラックも含まれていない。まぁ,若干の淋しさはあるが、初めてCD化される事のほうが重要だ。Official盤としてリリースされたら満点なんだが…。 | |
『Face
To Face』 A-1. Face To Face B-1. Lonely Soul |
【EP】 [France] 1983 Pussy/Virgin 105 139 |
3rd Albumからのシングルだが、どの順序でリリースされていたのかが良く分からない。しかし、彼ららしい曲と"Too Little〜"を比較すれば自ずとこの曲が1stシングルと判断されても間違いないだろう。加えて地味ではあるが、B面の曲も彼らの定番の曲と言う所からも間違いないだろう。Leeが眩しいが、違和感アリアリだと言うのも否めない。名シングルだ!!! | |
『Too
Little Of You To Love』 A-1. Too Little Of You To Love B-1. Freedom Fighters |
【EP 7'】 [UK] 1983 SPARTAN SP6 |
メロウなナンバーであまりシングル向きとは言えないだろう。それよりもRunaway Dreamsの二匹目のドジョウのようなB面の方が気になる。エレキフィドルを用いた彼ら独特のナンバーに心揺さぶられる。ジャケットはLeeとの契約があったせいか、ブルージーンズとGジャンがかなり無理に着せられてる感がここでも否めない。 | |
『Too
Little Of You To Love』 A-1. Too Little Of You To Love B-1. Freedom Fighters B-2. Record Machine |
【EP
12'】 [UK] 1983 SPARTAN 12SP6 |
7インチ盤に1stアルバムからの曲を収録した12インチ盤だが、さすがに1stアルバム収録曲ということで疑問の残る選曲になっている。ただ、見事なのは、この12インチシングルにはFreeLPとして「Officeial Bootleg」が付録で付いてきた。そういう意味では、この"Record Machine"は両方に入ってるということか・・・。だったら違う曲を収録して欲しかったなぁ〜。 | |
『Midnight Promises』 A-1. Midnight Promises B-1. Lonely Soul |
【EP 7'】 [UK] 1983 SPARTAN SP11 |
アルバムのオープニングを飾るMama's Boys色が色濃く出た彼ららしい曲をシングルとしてリリース。前出の"Too Little〜"がレコードbゥらすれば先にリリースされていると思うが、どう考えてもリリース順は逆が良かったような気がする。B面も彼らの曲の中では定番なバラードと言う事もあり、A/B面とも彼ららしさが十二分に堪能できるシングルになっている。ジャケットも前作同様、Leeとのコラボのようだが、Leeよりもオートバイが一段と違和感がある。若干笑えるジャケットに逆に交換持てるところだ。 | |
『Midnight Promises』 A-1. Midnight Promises B-1. Lonely Soul |
【EP
12'】 [UK] 1983 SPARTAN 12SP11 |
上記シングルの12インチ盤。12インチなのに何のギミックもないまんまのシングル盤。ジャケットが大きい分、ジャケット写真に違和感を強く感じてします。まぁ、マニア意外が手にする事はないだろう。 | |
『Mama's
Boys』 A-1. Crazy Daisy A-2. Runaway Dreams A-3. Mama We're All Crazy Now A-4. Gentleman Rogue A-5. Lonely Soul B-1. In The Heat Of The Night B-2. The Professor B-3. Midnight Promises B-4. Straight Forward No Looking Back |
【LP】 [France] 1984 Zomba/Virgin 70267 |
ワールドワイドにリリースされた1stアルバムという位置づけらしい。2ndと3rdの美味しいとこどりになっているのは事実。プラス新曲としてA-3とB-2を追加収録。前者はSLADEの曲をカバー。奇しくもQuietRiotと被ってしまい、プロモーションは大失敗。これが彼らの躍進を次のアルバムまで躊躇させてしまう。とは言え、他人の曲を利用するまでもなく、アルバムはかなりレベルの高いハードロックアルバムになっている。 | |
『Mama's
Boys』 A-1. Crazy Daisy's House Of Dreams A-2. Runaway Dreams A-3. Mama We're All Crazy Now A-4. Gentleman Rogue A-5. Lonely Soul B-1. In The Heat Of The Night B-2. The Professor B-3. Midnight Promises B-4. Straight Forward (No Looking Back) |
【LP】 [JP] 1984 Jive/ CBS Sony 28AP 2895 |
『戦慄の王子』というなんともQUEEN的なタイトルのついた日本では2ndアルバム。ジャケットは・・・悪くはないが、らしくないモノになっている。もっと良いジャケットにしてもらいたかったな。 内容は上記のアルバムと同じで2ndと3rdの美味しいとこどりになっている。 |
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『Mama's
Boys』 01. Crazy Daizy's House Of Dreams 02. Runaway Dreams 03. Mama Weer All Crazy Now 04. Gentleman Rogue 05. Lonely Soul 06. In The Heat Of The Night 07. The Professor 08. Midnight Promises 09. Straight Forward |
【PpsCD】 [UK] |
ポロッとどこからともなくリリースされた紙ジャケット盤CD。内容が全く同じなので特筆する部分はないが、紙ジャケットと言うのがなんか嬉しい。折角CD化したのだから"Face To Face"でも入れてもらいたかったな。残念。 | |
『Mama's
Boys』 01. Crazy Daizy's House Of Dreams 02. Runaway Dreams 03. Mama Weer All Crazy Now 04. Gentleman Rogue 05. Lonely Soul 06. In The Heat Of The Night 07. The Professor 08. Midnight Promises 09. Straight Forward |
【CD】 [Russia] 2018? Jive/Zomba ND70267 |
「Turn It Up」同様、JiveがロシアでリリースしたUnofficialなCD。3面開きの6面ジャケット。しっかり歌詞も掲載されいる。彼らがワールドワイドに活躍する原点を再確認することも重要だなと思わせてくれる。当然、内容は変っていないが彼らの雄姿を思い出す機会が出来たなと嬉しく思える。早いものでTommyが亡くなって25年。涙しつつ聞き直すには良いキッカケの様な気がする。 | |
『CRAZEE-EE-PEE』 A-1. Mama We're All Crazee Now B-1. Lonely Soul C-1. Runaway Dreams D-1. Gentleman Rogues |
【EP 7'
x2】 [UK] Pussy/Jive JIVE G 71 |
QuietRiotと被ってしまい大失敗だったシングルのスペシャルパッケージ盤。この1枚でMama's Boysの魅力が全てわかると言う良くできた7インチ2枚組。特に"Runaway Dreams"はもっと注目されるべき曲だと思うが、ちゃんとこういう場面に収められていることは嬉しい。まぁ、やはりライブには定評のある彼らだけに、ライブショット的なジャケットを見て「やっとか」と安心した。 | |
『CRAZEE-EE-PEE』 A-1. Mama We're All Crazee Now A-2. Lonely Soul B-1. Crazy Daisy's House Of Dreams B-2. The Professor |
【EP
12'】 [UK] Pussy/Jive JIVE T 71 |
前出7"x2の12インチ盤。なんと、ここでは後半の収録曲を変えてきている。どちらかと言えば、アルバムのプロモーションに合わせた選曲になっていると言っていいだろう。 | |
『If Kids Are United』 A-1. If Kids Are United B-1. If Kids Are United |
【EP
12'】 [US] 1984 Jive/Arista JDP-9261 |
謎の12インチシングル。アルバムの何処にも収録されていない曲をプロモーション用にシングルとして制作されているが・・・。そういえばPVも作られているので、何か意図があっての曲だとは思うが、良く分からない。ビデオは酷かったが曲は悪くない。聞く価値はあるが、このレコードを入手する価値は疑問だ。YouTubeでビデオの酷さを感じながら曲の良さを感じると言うビデオ鑑賞をお勧めする。 | |
『Power And Passion』 A-1. Hard 'n' Loud A-2. Straight Forward, No Looking Back A-3. Lettin' Go A-4. Needle In The Groove A-5. Run B-1. Power And Passion B-2. Don't Tell Mama B-3. The Professor II B-4. Let's Get High |
【LP】 [JP] 1985 Jive /CBS Sony 28AP 3024 |
MAMA'S BOYSの最高傑作。このアルバムで彼等は花開いたと言ってもいいだろう。三兄弟と言うバンドには違和感のあるジャケットではあるが、内容に対するワクワク感が伝わってくるあたりがとても不思議だ。アルバムの最初から最後までアッと言う間に聞いてしまうほど内容が充実している。プロデューサーがクリス・タンガリーディスと言うのが正解だったとも言えるだろう。このアルバムにはリメイクが2曲、パットのギターを前面に出したインスト曲に、何といってもPower And Passionの様な良い曲が詰まっている事だろう。いつ聴いても心に響くメロディが詰まった良い作品だ。捨て曲も見当たらない。 | |
『Power And Passion』 A-1. Hard 'n' Loud A-2. Straight Forward, No Looking Back A-3. Lettin' Go A-4. Needle In The Groove A-5. Run B-1. Power And Passion B-2. Don't Tell Mama B-3. The Professor II B-4. Let's Get High C-1. One Last Chance D-1. Interview |
【LP+12'】 [UK] 1985 Pussy/Jive HIP 24 |
12インチシングルがカップリングされてライブでも演奏されていた"One Last Chance"を収録したアルバム。彼らの曲としてはかなり完成度が高い楽曲だと思う。これまでの曲で例えるとStraight Forward + Runaway Dreamsと言った感じだ。しかし、この初回盤しか聞くことが出来ないのは残念だ。後出の「Collection」に入れて貰いたかった。 | |
『Power
And Passion』 01. Hard 'n' Loud 02. Straight Forward, No Looking Back 03. Lettin' Go 04. Needle In The Groove 05. Run 06. Power And Passion 07. Don't Tell Mama 08. The Professor II 09. Let's Get High |
【CD】 [UK] 2006 Zomba/Gottdiscs GOTTCD038 |
リリース後に何時何処でCD化されているか詳細はつかめていないが、逆にアルバムリリース20年後に突如リリースされた事も驚きである。しかしながら、"One
Last Chance"は収録されることはなく残念だった。実際、"One Last
Chance"を耳にしていた者からすると、物足りなさを覚える。ジャケットはCDサイズで小さくなったとは言え当時見た感覚がよみがえって嬉しい。とりあえずリリースされた事を評価したい |
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『Power And Passion』 01. Hard 'n' Loud 02. Straight Forward, No Looking Back 03. Lettin' Go 04. Needle In The Groove 05. Run 06. Power And Passion 07. Don't Tell Mama 08. The Professor II 09. Let's Get High |
【CD】 [UK/JP] 2009 Zomba/BGO /Diskunion BGOCD908 |
CDの再発は基本的に多量販売されないのか、数年してまた別のレーベルからリリースされたりしている。加えてこの時は日本の「ディスクユニオン」が協力して日本語解説書まで付いていると言うなんとも嬉しいサービスだ。イロイロと契約の問題等でCDの内容までは変化しない分、レーベル側/リリース側の努力を認めたい。これからも名盤として扱っていきたい。 | |
『Needle In The Groove』 A-1. Needle In The Groove B-1. Don't Tell Mama |
【EP 7'】 [Germany] 1985 Jive/Zomba 6.14373 |
新しいアルバムへの意気込みをアピールしたかったのだろうか、初期から演奏し続けてきた曲のリメイク盤をシングルとしてアルバム第一弾としてリリースしたようだ。Kerrang誌のバックアップも受けながらのリリースは彼らに大きなプラスを持ち込んだように思える。あえて自信の曲での勝負を選択した。そして彼等は本当の意味でメジャーになった。そして日本に来て人気者になった。そんな記念碑的な曲だ。 | |
『Needle In The Groove』 A-1. Needle In The Groove B-1. Don't Tell Mama B-2. If The Kids Are United |
【EP
12'】 [UK] 1985 Jive/Zomba JIVE T 96 |
上記の12インチ盤だが、アルバム見収録でPVが作られていた曲を収録した。その選択はなかなか面白い。曲も悪くないので12インチ盤としてはボリューム感を満たすと言う意味ではいいかもしれない。新旧含めた楽曲の取り合わせと言うのもなかなかなもので・・・。全くの新曲がDon't Tell Mamaって言うのも面白い。 | |
『Needle In The Groove』 A-1. Needle In The Groove B-1. Don't Tell Mama |
【Shaped
Picture EP】 [UK] 1985 Jive/Zomba JIVE P 96 |
変形ピクチャー盤。クローバーを模ったディスクがニクイ一枚。内容は7インチ盤と変わらないので特筆する部分はないが、さすがに変形ピクチャーというディスクに目が行ってしまう。"One Last Chance"もそうだが結構そういうギミックを取り入れる事が好きなようだ。完全にコレクターズアイテムだが、「結構強気にリリースしたんだな」と考えさせられる。 | |
『Needle In The Groove』 (Loaned for Promotion Only) A-1. Needle In The Groove B-1. Needle In The Groove |
【EP
12"】 [US] 1985 Jive/Zonba/Arista JDP-9343 |
アメリカでの人気はどの程度だったのか全く分からないが、これがその当時のプロモーション盤と言うことになる。まぁ、アメリカなら従来の曲のリメイクの方が受けたのかも知れないので、選曲は良かったかも知れない。ここから火が付けば・・・と思ったのはさんちゃんだけではないだろう。 | |
『Lettin' Go - Promotional Copy』 A-1. Lettin' Go B-1. Lettin' Go |
【EP
12'】 [US] 1985 Jive/Arista JDP-9379 |
アメリカではちゃんとフィドルも使った曲をと言う意味だろうか、それっぽい曲をプロモ盤として作成している。まぁ、アルバムからはどの曲を持ってきても問題はなかったと思う。どのようなプロモーションを展開してきたのか分からないが、あまりアメリカでブレイクした感じはないな・・・。 | |
『Hard 'n' Loud E.P.』 A-1. Hard 'n' Loud A-2. Lettin' Go (Remix) B-1. Without You (Live) |
【EP12'】 [UK] 1985 Jive/Zomba JIVE T 110 |
A面はアルバムからの曲でA-2のRemixも気になるところだが12分にも及ぶSide-Bのライブバージョンがファンには気になる所だろう。選曲も1st Album収録曲という所もニクイ演出だ。(下記の)プロモーション盤の選曲にも惹かれるが、やはり普段聞けない曲と言うところが何ともイイ感じだ。 | |
『Mama's Boys - DJ Copy』 A-1. Hard 'n' Loud A-2. Lettin' Go B-1. Power And Passion |
【EP12'】 [UK] 1985 Pussy/Jive HIP R 24 |
プロモーション用のシングルではあるが、内容が充実している。全てアルバムからの曲だがアルバムをうまく要約している選曲である。やはり、Power And Passionは名曲だとうならせてくれる。この曲がいつまでも成り響いてくれることを願ったのだが、現実はそうもいかなかった。しかし、手書き風のレーベルが何の意味があるのか、」 | |
『Growing Up The Hard Way』 A-1. Waiting For A Miracle A-2. Bedroom Eyes A-3. In Over My Head A-4. Higher Ground B-1. Hot Blood B-2. Running Away B-3. I've Had Enough B-4. Blacklisted B-5. Last Thing At Night |
【LP】 [JP] 1987 Alfa/Jive ALI-28051 |
ミステリアスなジャケット、ポップなロックチューンどこを取っても良質なモノではあるが、決して今までMama's Boysがやってきたモノではない。そういう意味では薦める相手によってコメントと変える事にはなるだろうな。とは言え、ライブアルバムを見るとわかるが要所要所にこのアルバム収録曲が使われていることを考えれば、後期のMama's Boysには大きな意味のあるアルバムなのかも知れない。これまでのMama's Boysのファンには残念な内容になっているのは否めない。やっぱりジョンが歌えなくなった事が痛い。 | |
『Waiting For A Miracle』 A-1. Waiting For A Miracle B-1. Lightning Strikes |
【7" EP】 Jive/Zomba [Germaney] 1987 6.14968 |
兄弟以外が参加したアルバム「Growing Up The Hard Way」からのファースト・シングル。これまでの彼らの曲と比べるとスマートな感じが強くなり、個人的には物足りない。アルバム全体がスマートな感じ強く、その中からシングル向きと言う意味ではこの曲が採用されたのは順当なところだろう。曲自体は高いレベルではあるが・・・。反面、ドキッと思わせるこのジャケットはなかなか良く出来ていると思う。 | |
『Waiting For A Miracle』 A-1. Waiting For A Miracle B-1. Lightning Strikes |
【7" Red
Vinyl EP】 Jive/Zomba [UK] 1987 JIVE X 152 |
上記シングルのRed Vinyl盤。ジャケットにちょっとした細工がされていて、見ての通り人形の目がくり抜かれていて、そこにRed Vinylの板が顔を覗かせているため、人形の目が赤目に見えるというモノ。まぁ、だからどうしたと言うコレクターズ・アイテムに間違いない。 | |
『Waiting For A Miracle』 A-1. Waiting For A Miracle (Extended A.O.R. Mix) B-1. Waiting For A Miracle (7" Mix) B-2. Lightning Strikes |
【12"
EP】 [UK] 1987 Zomba/Jive JIVE F 152 |
シングルの12"盤。A面にはテイク違い(何がA.O.R.かが良く解らないが)を収録し、B面には7"収録の2曲を収録。しかし、それ以上にこの12"盤にはギター型のジャケットを採用。左の写真のモノが二つ折で挿入されている。まぁ、これもコレクタース・アイテム以外何物でもないだろう。 | |
『FREE 3-TRACK FLEKSI-DISK』 A-1. Black Listed A-2. Bedroom Eyes A-3. Higher Ground |
【7'-Fleksi】 [UK] 1987 KERRANG!/Jive LYN 19487 |
KERRANG! No.163 November 21, 1987号の付録ソノシート。前出のシングル曲を除けばアルバムのハイライトと言える曲を3曲旨く選んだと思う。KERRANG!もSHYやMAMA'S BOYなんかを選んで紹介しているのはなんともニクイ。まぁ、でも、結局はコレクターズアイテムと言ったところだ。 | |
『Higher Ground - Gatefold Sleeve Double 7" Pack』 A-1. Higher Ground B-1. Last Thing At Night C-1. Needle In The Groove D-1. Mama We're All Crazee Now |
【7"
Double】 [UK] 1987 Zomba/Jive MBOY 1 |
Stevie Wonderのヒット曲をカバーするという意外な攻めをしてきた彼ら、意外に面白いと思わせる所が凄い。そして、アルバム最後のインストゥルメンタルを入れてくる所も兄弟3人の強みなんだろうな。そしてDisc-2は彼ららしい2曲をアルバムバージョンで収録しているところは、以前のサウンド(ヴォーカル)に拘っている表れだろう。ヒット性はチョット薄いが、なかなかボリューム感あっていいEPだ。 | |
『Higher Ground - Double 12" Pack』 A-1. Higher Ground B-1. Last Thing At Night C-1. Needle In The Groove D-1. Mama We're All Crazee Now |
【12"
Double】 [UK] 1987 Zomba/Jive |
上記の12インチ盤。12インチにする意味がよく分からないが、プロモーション込みのリリースなのかも知れない。マニアなら見開きで"Waiting For A Miracle"のPVからの写真が飾られた7インチ盤の方がオススメだ。 | |
『Relativity』 01. Judgment Day 02. What You See Is What You Get 03. Laugh About It 04. Don't Look Back In Anger 05. Cry Salvation 06. Rescue Me 07. My Way Home 08. Don't Back Down 09. Left And Right 10. Cardboard City 11. Walk All Over Me 12. Fallin' 13. Moorlough Shore 14. Bonus Track 15. Time Warp |
【CD】 [JP] 1992 ALFA ALCB-655 |
トミーの病気療養により、結果的にMama's
Boysとして最後のオリジナル・スタジオ・アルバムとなってしまった1枚だ。(結果的にトミーは93年に帰らぬ人となった。病気とは白血病だったようだ) このアルバムではボーカリストをチェンジしており、マイク・ウィルソンになっている。これまでのMama's Boysに無いブルージーなボーカルタイプでそのせいかサウンドもブルージーな路線になっているが、前作よりはロックサイドなアルバムになっているのは確かだ。賛否両論と言ったところだろうが、個人的には良質なHard Rock AlbumではあるがMama's Boysのアルバムではないなと思ってしまう。歌えないジョンに期待しちゃいけない事とわかっていても期待したい。 |
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『Live
Tonite』 A-1. Hot Blood A-2. Bedroom Eyes A-3. Walk All Over Me A-4. Rescue Me A-5. My Way Home A-6. Last Thing At Night B-1. Lonely Soul B-2. Runaway Dreams B-3. Fallin' B-4. Straight Forward |
【LP】 [FR] 1991 Music For Nations MFN 114 |
彼ら初のライブ盤は残念な事に彼らの最後のアルバムになってしまった。その成果、アルバム全体に悲壮感を感じてしまった。まるでDeep Purpleの「Last Concert in Japan」のような生気が無くなったバンドの最後を感じてしまう。トミーは帰って来れないと言う事を暗示してたようにも感じてしまう。それは、LP盤に入れるべき彼らの代表曲が少ないと言うところからも感じてしまう。なぜ、Needle In The Grooveを収録しなかったんだろうか。疑問でならない。どうせならCD盤をオススメする。 | |
『Live
Tonite』 01. Hot Blood 02. Bedroom Eyes 03. Walk All Over Me 04. Rescue Me 05. Needle In The Groove 06. My Way Home 07. Last Thing At Night 08. Lonely Soul 09. Runaway Dreams 10. Fallin' 11. Straight Forward 12. The Beast 13. This Flight Tonight 14. Mama Weer All Crazee Now |
【CD】 [JP] 1991 ALFA ALCB-656 |
元のライブで何を演奏していたのかわからないが往年の彼ららしい曲をもっと収録して欲しかった。Gentleman RogueやMidnight Promises、Power And Passion、The Professor IIなどだ。どこをとっても物足りなさを感じてしまうライブ盤だ。ただ、トミーのドラミングとして最後に残されたと言う意味では大きな意味のあるアルバムだ。やっぱ、マイク・ウィルソンの声が合ってないんだろうな。残念だ。そういう意味でHot Bloodを聴くと『Growing Up The Hard Way』って彼らに合ったアルバムだったのかもしれないなと感慨深くなる。 | |
『The
Collection』 01. Crazy Daisy's House Of Dream 02. Runaway Dreams 03. Gentleman Rogue 04. Lonely Soul 05. Mama Weer All Crazee Now 06. Midnight Promises 07. Straight Forward [No Looking Back] 08. Needle In The Groove 09. Hard 'N' Loud 10. Power And Passion 11. Lettin' Go 12. Don't Tell Mama 13. Waitin' For A Miracle 14. Hot Blood 15. Bedroom Eyes 16. In Over My Head 17. Higher Ground 18. Last Thing At Night |
【CD】 [UK] 2000 Zomba /Connoisseur Collection Ltd VSOP CD 308 |
解散して約10年、突如リリースされたベスト盤。Zombaのテリトリーなので初期の曲は収録されていない。ワールドワイド盤の『MAMA'S BOYS』以降のアルバムと言う事になってしまっている。そのレベルであれば選曲は順当だと言わざるを得ない。"Face To Face"あたりを収録してもらいたかったな。しかし・・・なぜトミーのいない写真をジャケットにしたんだろうか・・・。 | |
『Mama
Weer All Crazee Now : Live From London 1985』 01. Gentleman Rogues 02. Don't Tell Mama 03. Hard 'n' Loud 04. Needle In The Groove 05. Without You 06. Runaway Dreams 07. Lettin' Go 08. Straight Forward, No Looking Back 09. Mama Weer All Crazee Now 10. One Last Chance |
【DVD】 [] 2006 Cherry Red Films CRDVD118 |
英国でも放送された「Live In London」からのDVD化。一番脂の乗った彼らが堪能出来る1時間のステージ。夢の様な内容に見る側の心が奪われてしまう。いきなりインスト曲に合わせたトミーのドラムからスタートするところはなんともニクイ。彼の病気は既に承知の事実だったかもしれないがイイ演出だ。 |