<Inrtoduction> |
主人公ジファンを演じるのは、「猟奇的な彼女」の大ヒットでアジアのトップスターの座を手に入れたチャ・テヒョン。前作の心優しいキャラはそのままに、本作ではシリアスな演技にも挑戦。 美少女スインには「ラブストーリー」で母娘2役を演じたソン・イェジン。そしてスインの親友のギョンヒを演じるのは「ブラザーフット」でチャン・ドンゴンの妻を演じたイ・ウンジュ。 豪華トップスター夢の競演で贈る、韓流"純愛ラブストーリー"。 |
(DVDパッケージより) |
シム・スイン | イ・ジファン | キム・ギョンヒ | イ・ジュン [ジファンの妹] |
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(ソン・イェジン) | (チャ・テヒョン) | (イ・ウンジュ) | (ムン・グニョン) |
<Story> |
ある日、ジファンの元に差出人のない手紙が届く。一枚の写真しか入っていない手紙にジファンは5年前に出会った二人の少女のことを思い出す・・・。 さわやかな夏の日、スインとギョンヒの二人と出会い、スインに一目惚れをしたジファン。 すぐに振られてそまったが、その後友達として三人でかけがえのない楽しい日々を過ごした。 しかしそんな日も長くは続かなかった。秋になり冬になった頃、二人からばったり連絡が途絶えたのだ。 なぜ二人は消えたのか?そこにはジファンに隠していた二人だけの秘密があった・・・。 |
(DVDパッケージより) |
製作年:2003年 製作国:韓国 原題:『LOVER'S
CONCERTO/恋愛小説』 製作総指揮:キム・ドンユ 監督・脚本:イ・ハン |
■この映画と出会った思い出 | ||
韓流映画に結構はまっていて『猟奇的な彼女』や『ラブストーリー』あたりがキッカケだったような気がしているが、初見は『新潟・シネウインド』で見たことがブログに残っている。あまり記憶にないが、
この『永遠の片想い』は大きな映画館でやってなかったような気がする。
単館系短期間と言う条件だったようだが、韓流映画で活躍している3人が競演するという作品にもかかわらず・・・。配給会社が小さいという事なのかな。TAKIコーポレーションが弱いのか、
まだまだSIDUSが弱々だったのか・・・そこはよく分からない。しかし、2004年8月28日に鑑賞したようだ。(あまり記憶に残っていない・・・) |
33 2004.08.28 永遠の片思い (新潟シネ・ウインド) 意外な展開に「えっ、そんな・・・」と思った。 「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョン、「ラブストーリー」のソン・イェジン、「ブラザーフット」のイ・ウンジュと言う3人競演の悲しいラブストーリー。 美人の二人組に声をかけたくなる気持ちは良くわかるが、そんな事をしなければ悲しい思いもしなくて済んだのに・・・。 楽しそうな前半と悲しい後半という意味では「世界の中心で、愛をさけぶ」に似た構造になっている。ただ、3人が織り成す恋愛模様が微妙でいい感じだ。 ただ、製作会社の問題か、映画にお金がかけられてない感じがリアルに伝わってくる。ま、そういう意味でも単館系だなって感じだ。 「心がとても痛いんです。でもこの痛みを持ち続けたいんです。」これいい言葉だな。 さんちゃん評価:4点(泣きました。感動しました。いい映画でした。) |
その後、2004年12月3日にDVDがリリースされ入手する事ができた。
日本盤DVD 初回限定ポストカード2種 |
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大きなスクリーンで見直したいと言う欲求が高まり、調べていたら六本木にアジア映画中心に上映する「シネマート六本木(写真)」が2006年3月にオープンされ、 6月にこの「永遠の片想い」が上映されることに気づき、 念願のスクリーンで再度鑑賞が出来た。この時は感激したせいか、上映後になかなか席を立てなかった記憶が鮮明に残っている。それくらい打ちのめされた様な気がした。が、残念なのは当時の鑑賞記録が 『さんちゃんの映画日記』に残ってないんだよな。しかし、2008年にDVDで鑑賞したことが『さんちゃんの映画日記』に残っているのでココでご紹介しよう。 |
番外 永遠の片想い 2008.05.02 (DVD) 久しぶりに見たこの映画。いまだに涙あふれる。これを機会に少し語ってみよう。 チャ・テヒョン、ソン・イェジン、イ・ウンジュと言う三人が織り成す青春ドラマ。スインに一目ぼれしたジファンが最初はフラれるが、スインとギョンヒと友達になることで楽しい学生の1ページを過ごすことになる・・・が、 もともと病弱な女の子二人にはいろいろと秘密があった。そして・・・スインが天国に召され、ついにギョンヒまでが天国へ・・・ ラスト、ジファンが二人の手紙を読むことになる。涙止まらずに手紙を読むジファンに胸が痛くなる。 トップスター三人が共演した割には日本ではほとんど話題にならなかった(この後のチャ・テヒョンとソン・イェジンの『君に捧げる初恋』も話題にならなかった)のは不自然でならない。興行側の問題だったのだろうか。 とは言え、やはり今は亡きイ・ウンジュのカワイイ姿が見れることが嬉しい。もう、3年になるだろうか、ウンジュが自殺して...。 さて、作品の話に戻るが、前半、楽しい姿が映像満載に流れてくる。出会い、友情深まり、旅に出る。そして恋愛感情が芽生える・・・なんかドキドキする話が展開するが、そのあたりから、病が重病に変わり始める。 そして映画後半は病気と三角関係とそれぞれの想いとが交錯してなんともいえない感覚になるが、最後の手紙を読むシーンでうまく締められた感じがする。 爆発力はないが、しみじみ感じる名作になっていると思う。個人的に大好きな映画だ。 さんちゃん評価:5点(最高だな) |
DVDで何度も何度も鑑賞して、何度も何度も涙を流している。前半の幸福感、後半の喪失感、ラストの絶望感・・・大きなギャップが涙を誘うんだと思う。予期していたスインとギョンヒの行動、トライアングルのバランスを保ちながら徐々にその内容は見る側までも引き込まれてしまう展開に・・・。本当は好きなのに別れを切り出さないとならない、そして二人の手紙を読むジファンの姿に胸が引き裂かれそうな気分になる。それくらいドップリ浸れる良く出来た作品だ。 |
きっとジファンの心の中には、こんな眩しい二人の姿が焼き付いているに違いない・・・ |
■さんちゃんコレクション | |||||
日本盤DVD(初版) | 日本盤DVD(重版) | 韓国盤CD(セリフ入り) | 韓国盤CD(曲のみ) | 日本版ポスター(大) | 韓国盤ポスター(小) |
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【追悼】イ・ウンジュ(이은주) |
この話題に触れておかないといけないと思う。 「2005年2月22日、韓国京畿道城南市盆唐区の自宅マンションで首吊り自殺しているのが兄に発見された。 2004年10月に公開された映画『スカーレットレター』(原題『朱紅の文字』)でベッドシーンを所属事務所になかば強いられて演じたことが不眠症につながったという報道もあったが、 元マネージャーと事務所側はこれを否定しており、遺書も公式には公表されておらず、憶測の域を出ない。」(wikipediaより) 日本で『永遠の片想い』のDVDがリリースされた直後のニュースでかなりショッキングでよく覚えている。この時点ではまだ『スカーレットレター』を見ていなかったので、なぜだ? という感覚だったが、映画をみたらなんとなく彼女が嫌がっていた感じが伝わってきた様な感じがした。いや、思い込みかも知れないが・・・。 彼女の死後、彼女に関係した曲を収めたトリビュートCDがリリースされている。さんちゃんのCDコレクションの1枚として加えてある。 |
『Only One ~ Toribute to Lee Eun Joo』 2005年2月22日にこの世を去った"故イ・ウンジュ"追悼アルバムが発売。本作は、これまでイ・ウンジュが出演した映画の中から厳選した曲の他、映画「スカーレット・レター」の中で本人が歌った 「Only When I Sleep_Two Of Us」のソロバージョンの他、未発表だったデュエットバージョンを収録。このデュエットバージョンは2004年に収録したものの、今まで未発表になっていた彼女の声を復元しリメイクした貴重な音源。 その他、映画「永遠の片想い」から、ソン・シギョンが歌う「サボテン」など計13曲を収録。 <Amazonより> |
彼女の死を悼みながら、ご冥福をお祈りします。[合掌] 「永遠の片想い」を見ると残念でならない・・・涙 |
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