映画日記はブログを利用しているので以下からＪＵＭＰしてください！各年ごとにカテゴリ分けしてありますのでどうぞ！

・さんちゃんの映画日記(ブログ)

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子供の頃、映画と言えば「東宝チャンピオン祭り」で「ゴジラ」ばかり見ていた。(いや、それしか連れて行ってもらえなかった記憶があるが、 子供は喜ぶだろうと思われていたのかも知れないなぁ〜) しかし、なぜか「東映まんが祭り」には、行くことはなかったなぁ。(ただ１回、 行った記憶もある。仮面ライダーがテレビと一緒だった様な気がして楽しくなかっ た記憶がある。) そう言う意味では、東宝には「ゴジラ」 と言う強烈なキャラクターを持っていることがさんちゃんにとっては何よりも魅力的だったようだ。

初めて「見に行きたい！」と言って見た映画

自分から「見に行きたい！」と親にお願いして連れて行ってもらった最初の映画は、たぶん「がんばれベアーズ」だったような記憶がある。 同時上映が「ジェットバス」。（そんな事まで覚えているのか？？？）「がんばれベアーズ」はテイタムオニールが思いっきりカワイくって、 でも、映画の中では野球の名手であることが、さんちゃんも野球をやっていた関係から、なにか通じるところがあってよかったんじゃないかなぁ〜。 「ジェットバス」は超豪華なバスで旅をするが、そのバスが少しづつ壊れていきパニックをおこすコメディだった。懐かしいなぁ〜。

テレビでの映画

テレビで見れる映画は昔、月曜・水曜・土曜・日曜と見せてくれていた。なんか、一週間が映画三昧だなぁ〜って感じがしていた。そこで、 毎日の様に様々な映画を体験することが出来たので、邦画はもちろん、アメリカ映画やフランス映画、いつでもなんでもテレビは楽しく語ってくれていた。 それがまたさんちゃんにとっては斬新な世界だったように思われた。そして、荻昌弘さんや水野晴男さん、高島忠夫さん、淀川長治さんなんかのコメントを聞くことも大好きだった。当時では映画を酷評することは御法度だったとは思うけど、映画によってそれぞれの方々の思い入れみたいなモノがあって楽しく感じていた。そんな中、日曜の昼間に放送されていた「ＴＶジョッキー」に出演していた福田一郎さんの新着映画を紹介するコーナーが特に好きだった。毎週毎週どんな新しい映画を紹介してくれるのか楽しみで仕方なかった。その後、テレビ朝日の金曜深夜に放送されていた「虎ノ門」と言う番組のいちコーナー、『井筒監督のこちトラ自腹じゃ！』がテレビ史上初めてではないかと思う程、平気にダメ出ししていた事が楽しみだったな。 

その後、何本も井筒監督の酷評の嵐で配給会社の弾圧（鑑賞禁止など）が起こったが、正直なところ目先の収益も大切だが、映画界全体を考えて正しい評価を見せる環境を作って貰いたかったなと思った。普段見に行かない人が気合入れて見に行ったら「なんだ、これ！！」って状態になったら、それ以後映画館への足が遠のいて将来的な収益につながらないと言う問題を含んではいないか？って思った。特に一時期、大仰なＣＭを打ってる作品ほど「あれぇ 〜？」って感じだったなぁ。

ラブストーリーへの想い

テレビで数多くの映画を見ることが出来るようになったさんちゃんは、次第にどんな映画が好きなのかが明確になり初めていた様な気がする。名作と言われる映画を見ることに加え、徐々に恋愛ものを目にすることが多くなってきた。

「小さな恋のメロディ」「フレンズ」「ある愛の詩」「卒業」などがそれにあたるかな・・・。

特に「小さな恋のメロディ」には思い入れが強く、様々なアイテムを手にする事になった。詳しくはコチラ。

しかし、ラブストーリーは名作ばかりではない事を知ることになる。

「エンドレスラブ」　 こりゃ、サイテーだったな。

ＳＦＸへの想い

基本的に娯楽大作というものが好きになれなかった。ＳＦＸを駆使した映画の中にそういうものがなかなか多く存在している。その代表と言えば、「スターウォーズ」なのかもしれない。小学校時代に１作目を見たわけだが、まるでテレビゲームを見ているようで、映画を見てるというものではなかった。しかし、各々のキャラクターなどはうまく造りあげていると感じたのも事実。C3-POとR2-D2のデコボココンビと、ハンソロとチューバッカのキャラクター。周りを飾るには本当に楽しいものであったのは確かではある。そして、ショックを受けた「猿の惑星」。その１作目はラストに上半身だけになった自由の女神が砂浜に放置されていて「やっぱりこの星は地球だったんだ！」と いうものであった。そして、「スターウォーズ」も「猿の惑星」も新たな展開を迎えた。今後のＳＦＸはどうなるのか、世界は注目している。
　
しかし、中には好きな映画も存在しているのも確かである。

「ネバーエンディングストーリー」

一応、見ちゃいけない！って作品も書いてお こう。

「Ａ．Ｉ．」

ロボットが人間になりたいというピノキオ的な映画で、ピノキオ同様、ブルーフェアリーを探してさまよい歩くロードムービー。まず、リアリティの無さがこの映画を無機質にしている。まあ、こんなロボットがいたら・・・という夢が現実となって現れるのもわかるが、それがなんかイマイチでピンとこない。その中で、ロボットなのに思いっきりヒューマンな主人公の存在がなんかつまらない。そして、ブルーフェアリーを探すのはいいのだが、突然、２０００年の月日がたってしまうのはどうなんだろうか・・・そして、２０００年も月日が流れたら、訳のわからない生き物も登場するわけだわな。それが、この映画をダメダメにしている。あの「E.T.」を作ったスピルバーグとは思えない駄作になっている。

名作映画ってなんだ？

名作映画という言葉をすっかり聞かなくなった。数多くの映画が氾濫している時代の割に、名作と言うものが存在しうるのかと言う疑問があるのは確かだ。しかし、その昔、名作が多く存在していたのは事実だ。

恐怖映画、ホラー映画は苦手だっ

何作も目にしてきたが、どうも苦手である。特に「エクソシスト」については、なかなかじっくり見ることが出来ない。でも、その中でも「これは！」という作品を発見することが出来た。
　
「悪魔の追跡」

ピーターフォンダ主演。彼等がキャンプに行った所で何かしらの儀式を見てしまう。それが原因で映画の最初から最後までゾンビに追っかけられると言う映画。単に追っかけまわすだけであれば、たいしたものではないが、エンディングがゾッとする終わり方をする。逃げ切ったかの様に思わせて、実はゾンビ達に囲まれていたという・・・で、 映画はゾンビに囲まれた場面で「END」となる。追っかけまわされるシーンもうまく恐怖感を抱かせながら進んでいく。そして、後味の悪い映画だけに、映画としてはうまく出来ている見事な作品だ。

アニメーション映画も・・・

あまり評価が高くない。所詮、テレビで見るマンガの延長でしかないと思っているし、現実、テレビのマンガの総集編のような作品でオリジナリティが皆無だった時代もあり、映画として満足の行くものではなかったと感じていた。しかし、日本ではジブリ、海外ではPIXARなどの登場でアニメーション映画の充実感を感じるようになってきた。

「千と千尋の神隠し」

宮崎ワールドの集大成とも言える幻想の世界。２００１年夏に公開されて、半年経過後も上映されるという大ヒットを記録した。ベルリン映画祭では金熊賞を受賞し、その余波で再度拡大ロードショーを決行。 日本で公開された映画の様々な記録を塗り替え、当分破られることはないと思われるほどだった。本編は１０歳の少女が未知の世界で様々な経験をしてちょっぴり大 人へと変化していく。これで終わると言われてた宮崎ワールドしかし、ここまできたら辞める訳にもいかなかったようだ。

「シュレック」

醜い姿をしたシュレックは本当は優しい心の持ち主だった。見かけでは判断してはいけないと言うメッセージがひしひしと伝わってくる。冒険ロードムービは人を楽しませてくれる魅力が沢山詰まっているのだろう。この映画もその路線で、道すがら様々なことが起こる。冒険ロードムービーと言うよりも恋愛ロードムービーか。でも、そういう感覚がこの映画を優しくさせていることろだろう。

「モンスターズ・インク」

絶対にありえない内容ではあるが、「ひょっとしたら・・・」と思わせる部分が凄い。これもキャラクターの勝利ではないか。サリーことジェームズ・Ｐ・サリバンとマイクことマイ ク・ワゾウスキ、そして、ＢＯＯ。この３人が起こす出来事がなんとも普通で笑える事ばかり。そして、悪のランドールから逃げるシーンがなかなか面白い。 で、ラストは当然、涙・・・名作だ。

なんていうジャンルだろうか・・・

ジャンルはともかく、 周りに人々に奨められて鑑賞する映画もある。しかし、それが必ずしも面白い映画だとは限らない！残念だが・・・。

「シックス・センス」

何が面白いのか全く良く分からない。思ってもみない結末が出てくることが楽しいのだろうか？なんだか分からない・・・。ブルースウィルスの演技もイマイチだし、幽霊が何体か出てくるが、なんだかイマイチな幽霊だし・・・。どこを取っても中途半端な感じがした。結局は現実なのか虚像なのかと言う部分にも迫ってはいるが、私にとっては既にどちらでも良くなっていた。ただ、映画で描かれている展開は珍しくもなく、非現実的な内容を提示されても結局は琴線に触れないと言うところで、評価がよくないのだと思う。もっと気の利いた作品を紹介して欲しいと思った。

やっぱり、Ｂ級作品が楽しいのかなぁ〜

名作・駄作を語っていると、どちらにも引っかからない作品についても触れたくなってきた。俗に言うところのB級作品と言うポジションのものである。イイ映画なのに世の中の陽の目をみないと言うのはB級作品であることの所以かも知れないな。例えば、歴史サスペンスと言われるこの映画・・・

「ジェヴォーダンの獣」

映画を見た当初に下した評価は４.５点だった。しかし数日後、この映画はなんかすごいぞと言う感覚を持てたという意味では、見事な映画だと思い評価を満点に変更した。「獣」がこの映画のキーポイントの様に思えるが、それ以上に２人の男のカッコ良さがなんとも言えずはまってしまう。スリーピーホロウのなんともいえないミステリアス感に通じるものがある。加えてヤングブラッドの躍動感も感じることができる。なかなかこんな映画はないなぁ〜という満足感もあり、映画を後にした記憶がある。

さて、このあとの詳細は、「さんちゃんの映画日記＜その他＞」に詳細を載せました。

そして、「シックスセンス」のような映画は、"ラジー賞"を与えたいものだと思ってしまうと言うことで、「ゴールデンラズベリー（ラジー）賞」の歴史についてもまとめましたので、ご覧下さいませ！！！