周杰倫 Jay Chou | 桂綸鎂 KuaiLun-Mei | |
不 能 説 的 ・ 秘 密 |
Cast : Staff : |
ジェイ・チヨウ グイ・ルンメイ アンソニー・ウオン アリス・ツォン 監督:ジェイ・チヨウ 脚本:ジェイ・チヨウ、トー・チーロン 撮影:リー・ピンピン 音楽:アルサック・ヤンハン、ジェイ・チヨウ |
― この秘密は、誰にも明かさないでください ― 運命的な出会いに隠された、たったひとつの"秘密"。 |
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<解説> | |
台湾出身の人気スター、ジェイ・チョウが映画監督に初挑戦したトリッキーで切ない青春ラブ・ストーリー。 主演はそのジェイ・チョウと「藍色夏恋」のグイ・ルンメイ。 父親が教師をしている音楽学校に転校してきたシャンルンは、旧校舎のピアノ室から聞こえる神秘的なメロディに誘われ、それを弾いていた女性、シャオユーと 出会う。たちまち恋に落ちるシャンルン。身体が弱く休みがちなシャオユーだったが、2人の愛は急速に深まっていくかに思われた。そんな矢先、ふとした誤解から シャオユーはシャンルンの前から姿を消してしまう。 (シネマサイト『allcinema』より) |
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<Story> | |
音楽学校の転校生シャンルンは、登校初日に旧校舎のピアノ室で、神秘的で美しい曲を弾くシャオユーと出会う。 曲名を尋ねるがが、シャオユーは「誰にも"言えない秘密"よ」と耳元でささやく。ミステリアスなシャオユーに惹かれるシャンルン。二人はやがてお互いを想いあう ようになる。 しかし、ある誤解をきっかけに、シャオユーは姿を消してしまう。理由も分からないシャンルンは、偶然シャオユーが写る古ぼけた写真をみつけ衝撃を受ける。 そして、出会ったときに聴いたあの曲に隠された"秘密"にきづく・・・。 運命の出会いと、あるピアノ曲に隠された秘密が奏でる感動のラブ・ファンタジー。 (日本盤DVDパッケージより) |
[この映画と出会った思い出] |
2008年11月29日(土)、福島に住んでいたさんちゃん。せっかくの土曜日なので映画を見に行こうと計画していた。2本程見ようと思っていたので、昼頃から
『石内尋常高等小学校 花は散れども (主演:柄本明)』、その後に『しあわせのかおり (主演:中谷美紀)』を予定していた。しかし、朝早く起きることが出来れば
「もう1本見れる!」と考え、もう1本は現地で飛び込みで見ようと思って自転車を飛ばしていた。 朝9時半頃、フォーラム福島のフォーラム4(右の写真、2階部分)。そこに座っていた。フォーラムに着いてポスターを見て・・・、「これ、見てみようかな」と選んだ映画こそが、 この『言えない秘密』だった。何の予備知識もなく、何もすがるネタもなく、単に時間つぶし的に座っていたような感じだったことを記憶している。 「これで今年見た映画も52本目かぁ~」と、その程度にしか思っていなかったなぁ。 それでは、当時書いたブログの内容を掲載しよう。(ちょっとネタバレ。) |
出会った女性はピアニストだが、実はタイムトラベラーだと言う秘密をこの映画の後半にならないと分からないという、かなり良く出来た台湾発の
ラブファンタジー映画だ。日本(全国)公開は8月だったが、福島ではこの時期(11月)に公開された。 どうやって、なぜタイムトラベルをするのかは本編を見ていただきたいところだが、映画前半はアジア映画ならでわのとってもハッピーな場面が続くだけに、後半の悲壮感 溢れるシーンの連続に胸が痛くなる。その対比がとても魅力的な映画にしている。 かなり謎が多い映画なのであまり語ることが出来ないが、やはり、この映画を魅力的にしている一つの要因に「キャスト」があるだろう。主演のジェイ・チョウは目を 見張るような美形ではないが、アジアンチックな魅力たっぷりなタイプである。陰の部分を多少持ち合わせているからこそ、気になるというか・・・。 そして、共演のグイ・ルンメイだ。個人的にも彼女に魅力を感じて映画をワクワク見続けていた。宮崎ますみに似た綺麗な女性だ。彼女の笑顔がなんとも癒して くれる。そして、もう一人、小悪魔的存在としてアリス・ツォンの存在だ。彼女がいるから、微妙な緊張感が保たれていると思う。しかし、見かけはカワイイ少女タイプ なので、小悪魔的に見えてないところがまた怖い存在なのかも知れない。 映画後半、登場人物が思いのほか関係が絡み合うが、それがまた、最後のハラハラドキドキに上手く結びついていて・・・。なんとも言えない結末を迎える。 一刻も早いDVD化を望みたい作品に思えた。絶対的にさんちゃんオススメであることは言うまでもない。 さんちゃん評価:5点(文句なし、これからも語り続けたい一作だ。) |
■ さんちゃん's コレクション | ||||
日本盤 DVD | 台湾盤 DVD | 台湾盤 サントラCD | 日本盤 サントラCD | 日本版ポスター |
提供: エイベックス ・エンタテイメント 発売・販売元: 松竹株式会社 映像商品部 |
発売元: 遼寧文化芸術音像出版社 特典:ポストカード6枚 木の葉しおり(ピンク) |
発売元:(TW) Sony BMG Music Entertainment 100ページブックレット +ハードケース |
発売元:Sony Music Japan Entertainment |
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発売:2011年6月8日 | 発売:2007年 | 発売:2007年 | 発売:2007年11月28日 |
■ まとめ ■ (またもやチョットだけ、いや、結構ネタバレ) |
たまたま偶然出会った1本の映画だが、さんちゃんにとっては珠玉の1本に思えた。そもそもタイムトラベルものに名作はないと思っていた。基本的に運命は変わらないと言うルールのもとに描かれたタイムトラベルものだが、
単なるラブストーリーじゃないかと思わせる前半から急激に様相が変わり・・・。最初は何を言っているのかついていけなくなるほどだ。 タイムトラベルその部分に一石を投じた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と言う映画が登場して、ルールの中で運命が変わることがあることを世間に知らしめた。が、この映画が登場人物の運命には なんとなく触れている様な、いない様な・・・。ただ、衝撃的な事実とビックリするルールが隠されている。そこがなかなか楽しませてくれてるし、見るたびに発見できる謎が数多く含まれている。そういう意味でも、良く出来た 作品だ。 ただ、日本では話題にならず、興行成績も振るわなかったのだろう。一般的にDVDがリリースされるまで1年程だが、この先品は日本でDVDになるまで約4年の月日がかかっている。その上、廃盤にもなってしまい、高額 で取引されてしまっている。 まぁ、映画だけではないが、「売れたモノ」が「良いモノ」というものではなく、売れなくとも良いものは存在するのだろうと思う。いろんな人に見てもらいたい作品でもある・・・。(って、どうやってみるんだろうか?) |